映画『ブラック・ウィドウ』を皮切りに始まったMCUフェーズ4ですが、今まで以上にキャラクター同士のクロスオーバーが期待されています。
ディズニープラスで配信されているマーベルドラマシリーズを含め今後登場する可能性が高くなっているヴィランチームについて考察を交えながら解説していきます。
【2022年7月27日更新】 こちらの記事は元々サンダーボルツが登場するかも?というテーマで書いていたのですが、 2022年7月24日にサンディエゴコミコンにてサンダーボルツの映画化が公式に発表されました。
※当記事はマーベル映画及びドラマシリーズのネタバレを含む内容となっております。あらかじめご了承の上ご一読ください。
サンダーボルツとは
『サンダーボルツ』とはヴィランで構成されているチームで、映画『インクレディブル・ハルク』に登場したサンダーボルト・ロス将軍が結成しています。
ヴィランチームは他にもあり、ダークアベンジャーズやシニスターシックスというチームもあるのですが、「サンダーボルツ」は悪の組織というよりは改心したヴィランたちがメンバーとして戦っています。
そのメンバーは時期によっても様々で入れ替わりも激しく、総合的に見ても多すぎるため全員は紹介できないのですが、今回は初期メンバーのキャラクターをベースに紹介していきます。
初期のメンバーから紹介すると、
- バロン・ジーモ
- アトラス
- ソングバード
- テクノ
- ムーンストーン
- マッハX
- ジョルト
での構成になっています。
MCUだけを見ていると聞き馴染みのないキャラクターがほとんどですね。
では早速1人1人見ていきながら今後の登場の可能性と考察をしていきます。
バロン・ジーモ
サンダーボルツを結成しチームのリーダーです。
ジーモと言えば映画『キャプテンアメリカ シビルウォー』でアベンジャーズを壊滅寸前まで追い込んだ黒幕として登場したことで印象的でしたよね。
初期メンバーでは唯一映画に登場しているキャラクターです。
コミックでは「シチズンV」と名乗り銀の仮面と星をトレードマークにした衣装で活動しています。
そんなジーモはマーベルドラマ『ファルコン&ウインターソルジャー』にて復帰しており、ファルコンたちと協力してテロ集団と戦う模様が描かれました。
その際にジーモはこのシチズンVのビジュアルと似た格好で登場したことから、今後サンダーボルツの登場を示準しているのではないか?とファンの間で話題になりました。
ジーモがサンダーボルツのリーダーであること、そしてドラマでの再登場により人気に火がついたことも考えるとサンダーボルツのメンバー入りというのはかなり現実味がありますね!
アトラス
通称ゴライアスと呼ばれるヴィランで
「パワーマン」という呼び方もあります。
ゴライアスは巨大化することができる能力をもっています。
巨大化と言えば映画『キャプテンアメリカ シビルウォー』でのアントマンが印象的ですが、このゴライアスというキャラクターも初代アントマンであるピム博士の技術「ピムテック」を使い巨大化します。
最初はピム博士がゴライアスだったのですが、のちにビル・フォスターが引継ぎ「ブラック・ゴライアス」と呼ばれるキャラクターになります。
ビル・フォスターは映画『アントマン&ワスプ』に登場したキャラクターで昔はピム博士の助手、現在はお互いを嫌いあっている関係です。
そんなビルですが、本編では昔巨大化したことがあるエピソードをスコットと話していましたよね。
起用されている俳優ローレンス・フィッシュバーンも大物であることから、今後ブラック・ゴライアスの登場を示準しているのではないか?と言われています。
本編では娘として養子にしていたゴーストの協力者でもありました。
コミックではゴーストものちサンダーボルツのメンバーになっていくキャラクターなのでもしかしたら2人の共闘も実現するかもしれませんね!
ソングバード
本名はメリッサ・ジョアン・ゴールドという人物で、口から超音波のソニックブラストを放ったり、音波の翼で空を飛ぶことができます。
元々はヴィランでしたが、改心してヒーローと変わらぬ活躍を見せています。
実は似た能力をもつシュリークというキャラクターがいて、この女性も口や両手から超音波を放出させることができます。
MCUではありませんが、映画ヴェノムの続編『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』で登場しており、カーネイジの恋人として共闘していまいした。
決定的な違いでいうとソングバードは空を飛べるというところでしょうか笑
現状MCUではソングバードになり得そうなキャラクターはいませんので、登場する可能性は低そうです。
ただしソニー作品である『ヴェノム』は今後MCUとのクロスオーバーも噂されており、これが実現した場合似たキャラクターであるシュリークがソングバードのポジションになる可能性もあるかもしれませんね。
根からの悪者というわけでもないですしね。
フィクサー/テクノ
フィクサーというヴィラン名で活動しており、ジーモと同じく能力を持っていないキャラクターです。
幼少期から天才的な頭脳を発揮していたがやがて犯罪に手を染めるようになり、ハイドラの科学部門主任にまで上り詰めました。
ここから色々あって改心してバロン・ジーモの要請でサンダーボルツに参加することになるのですが、任務中に首を折られて死亡してしまいます。
しかし自身に埋め込んだチップによって制御される多機能装備「テックパック」に意識を移すことでロボットとしてとして復活します。
その後密かにジーモによって再生していた本来の肉体で蘇ります。
このキャラクターは元々マイナーなのかあまり情報がなく、MCUにも似たようなキャラがいないことから登場の可能性が低そうです。
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