【ネタバレあり】感想・考察
ここからはガッツリネタバレに触れながら中身について触れていくので未鑑賞の方は自己責任でお願いします。
ワンダについて
まずは今回ヴィランだと思わせといて本当にヴィランだったワンダちゃんから話していきます。
もうこれは私情になりますが、やめてくれぇーと思いながら観てましたw
思えば映画エイジオブウルトロンの初登場で弟を失い、シビルウォーでは世間の敵となり、インフィニティウォーでは恋人を失い、エンドゲームではサノスに復讐もできませんでした。
終いにはヴィジョンの葬式もできず、ワンダヴィジョンでも報われず、今回も報われず、
MCU最も可哀想なキャラと言っても否定する人はいないでしょう。
救われなさ過ぎてそりゃあ闇落ちしてもおかしくないですよね。
しかもサムライミのせいでかなりホラーに恐ろしく描かれてしまったので味方だった観客でさえも後ずさりしてしまうような敵になってしまいました。
ラストはチャベスのおかげで自分の行いに踏みとどまってくれて、
最終的には善として自らを犠牲にしてダークホールドを葬りました。
本当に死んでしまったのかは怪しいですが、あのラストは初代スパイダーマン2のドクターオクトパスの最期と重なりましたよね。
やっぱりそこは同じ監督を務めているだけに演出のオマージュはあったのかもしれません。
イルミナティの登場
そして予告編の公開から騒がれていたイルミナティが登場するのではないかという考察、これは的中しましたね。
※イルミナティについてまだよく分からないという方はこちらの記事をご参照ください。
予告編で声のみ登場していたX-menシリーズのプロフェッサーXも期待通り登場してくれました。
公開前から俳優本人が出演を認めてしまったこともありサプライズ性は薄れてしまったものの、あのX-menシリーズとのクロスオーバーがついに実現したというのはまさに奇跡としかいいようがなくて感動しかありません!
そして問題はイルミナティの他のメンバーが誰なのか、この考察が1番盛り上がったのではないでしょうか。
結果として登場したのは
の6人でした。
リチャードと言えばファンタスティック4のリーダーとして知られ、
ファンタスティック4自体も過去に2回実写化されるなどマーベルの中でもかなり有名なキャラですよね。
そんなリチャードを演じるのはジョン・クラシンスキーという俳優で映画『クワイエット・プレイス』の監督を務めたことでも知られています。
MCUも今後ファンタスティック4の製作を予定しているのですが、そこでも続投となるのか、それとも別なユニバースだから別な俳優を起用するのかはまだ分かりません。
そしてキャプテンマーベルはマリア・ランボーになっていましたね。
予告編では飛行するキャラクターが登場するためアイアンマンの変異体がなのでは?と言われていましたが残念ながら違いました。
またキャプテンカーターに関してはポスターでもカナダ国旗柄のキャプテンアメリカの盾が登場していたためホワットイフ第1話に登場するキャプテンカーターの実写化に期待が寄せられていましたが、期待通り登場してくれました。
おまけにファンが喜ぶサービスセリフもありましたよね!
そしてインヒューマンズのドラマを見ていないと馴染みが薄いインヒューマンズの国王であるブラックボルトも登場しました。
こちらは既存のドラマシリーズからアンソン・マウントが続投となっています。
さらにストレンジの代わりに至高の魔術師を務めていたモルドもイルミナティのメンバーであることが判明しました。
大トリのプロフェッサーXももちろんX-menシリーズからパトリック・スチュアートが演じてくれています。
そんなマーベル業界のリーダー格が勢ぞろいしているイルミナティですが、映画を観てお分かりのようにワンダによってあっけなく瞬殺されてしまいます。
ワンダの強さと容赦のなさをストレートに伝えるのに最も効果的な展開で観客もその絶望的な強さに愕然としたはずです。ただそれと同時にこの展開に怒りを覚える人もいたことは事実です。
登場してくれるだけでも夢のような光景でこれからの活躍を拝めると思ったのにあんな感じで蹴散らされたら「いくらなんでも早すぎ!」と思いますよねw
それにあんな簡単に殺されていいキャラじゃないんです本当はw
最強チームとして集まっているメンバーなんだからさすがにもっと活躍してほしいところです。
とまぁ愚痴をこぼしてしまいましたがあの展開は間違いなく本編NO.1のシーンなのであれがなかったらなかったで波がなくて面白みに欠けていたのかもしれません。
また今後別なユニバースのイルミナティをお目にかかれると信じています。。
【ネタバレ注意】ラストの女性は誰?
最後に気になった方も多かったとは思いますが、エンドクレジットで登場した謎の女性は一体誰だったのか?について話していきます。
「インカージョンを修復する必要がある」と言ってストレンジに話しかけてきたこの女性ですが、彼女の正体はクレアという風に言われています。
クレアというキャラは原作だとストレンジと親しい関係で、恋人関係でもあったりします。
驚きなのはこのクレアという女性、ストレンジ1作目に登場したラスボスドルマムゥの姪っ子なんです。
本編では剣らしきもので空間を切り裂くのですが、その切り裂いた先はドルマムゥのいたダークディメンション(暗黒次元)になっていましたね。
ちなみにインカージョンというのはマルチバースによる惑星同士の衝突で片方の惑星が消滅する現象のことを言います。そのため惑星の消滅を防ぐのにストレンジの魔術が必要だったのでしょう。
そして原作だとストレンジの死後、クレアが後継者として至高の魔術師になっているため今後バトンタッチの可能性もあるかもしれませんね!
まとめ
ここまで色んなことを好き放題に話しましたが、
観終わった後の満足感としては8割くらいの感覚でちょっと期待しすぎたかな?というのが正直な感想でしたw
しかし面白いことにはもちろん変わらないしストレンジ映画の醍醐味である映像体験だけでも劇場で観る価値はあるので筆者自身2回目は4DXで観に行く予定です笑
また新情報などありましたら随時更新していくので引き続きストレンジの活躍を見守っていきましょう!
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