【考察】ドクスト2の感想&解説 ラストの女性は誰?

マーベル

兼ねてよりずっと話題になっているドクターストレンジの続編超大作
『ドクターストレンジ:マルチバースオブマッドネス』

多様な世界線の合流が期待されるマルチバースが解き放たれる初めての映画となるだけあって公開前からファンの期待は最高潮になっています。

予告編の段階からすでにサプライズの匂わせは多く含まれているためファンの中では考察で大盛り上がり。

© 2022 Marvel


メディア向けの試写会が開かれないという異例の措置が取られるほど情報解禁がシビアになっている本作は映画『アベンジャーズ エンドゲーム』を超えるのでは?とも言われてきました。

そんなファンの熱烈な想いを背負っている本作を早速公開初日の1本目から鑑賞してきました!

ネタバレを避けつつその感想と噂が本当なのか、観た人なら伝わる考察・解説を話していきます!

【ネタバレ無し】感想

Benedict Cumberbatch as Dr. Stephen Strange in Marvel Studios’ DOCTOR STRANGE IN THE MULTIVERSE OF MADNESS. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2022. All Rights Reserved.

今回は2DのDolbtatmos(3次元スピーカー)字幕版で鑑賞してきました。
初日ということもあり満席でしたね。

まず1番はじめに食らうのは
映像の圧倒的破壊力
これに尽きます。


前半からストレンジワールド炸裂で、

ストレンジはこうでなきゃ!
これを観にきたんだ!

と期待通りのぶっ飛び映像体験をすることができます。

ここはさすがと言ったところですね。

そして気になっている人も多いのが今作がMCU初のホラー映画であるということ。

Jason LaVeris / FilmMagic / Getty Images


かつて初代のスパイダーマンシリーズを手掛けると共に、『ドント・ブリーズ』『死霊のはらわた』など数々のホラー映画監督としても知られるサム・ライミ監督が着任したことだけで大きく話題になりました。

そのサム・ライミ節は本編でも感じられるものになっており、
2時間ある上映時間のうち5割はホラー描写だったような印象ですw

さらにグロ描写もマーベル映画とは思えないほどストレートかつ大胆に描かれているので観る人によってはショッキングな場面が多いことでしょう。

ドクスト2は面白いのか?

さて本作の肝となるマルチバースの描かれ方やサプライズ、肝心のストーリーというところに触れていきます。

ネタバレを避けた内容にはなりますが、
観た人には伝わるように書いていくのでまだ未鑑賞の方は以後自己責任でお読みください。

まずはストーリーというところから観ていくと、
マルチバースの概念や危険性を紹介しながら話が進んでいくのでよっぽどマーベル映画初めてとかでなければ理解がしやすい入り方だったのではないかと思います。

© 2022 Marvel

ドクター・ストレンジは今回初登場となる謎の女の子アメリカ・チャベスと出会うのですが、
彼女はマルチバースを行き来できる能力を持っています。


そしてどうやらとんでもない敵が彼女の能力を狙っていることが分かり、


チャベスを守るためにかつてサノスを止めるべく共に戦った仲間であるワンダに協力を求めるところで話が展開していきます。

今作でファンが1番期待しているポイントとなっていたのは、

ヴィランが誰なのか
サプライズキャラは誰なのか


というところにあると思っています。

予告編ではワンダが闇落ちして今回のヴィランになるような雰囲気があるものの、
そこはフェイクで他に真のヴィランがいると思われているのが最も有力な考察でした。

© 2022 Marvel

さらに今回スパイダーマンNWHに続きマルチバースの世界を解放する作品になっているため、
MCU限らずどんなキャラが登場してもおかしくないような土台は既に出来上がっていました。

そのためどんなサプライズキャラが登場するのかとファンの中で考察が大盛り上がりしていたわけなんですが、その観点でみていくと、
ガッカリする人は多かったかと思います。


実際筆者もガッカリとまではいきませんが、エンドゲーム並みのサプライズや興奮を期待していたので拍子抜け感は否めませんw

一言でまとめると
期待以上ではないが期待通り
と言ったところでしょうか。

ただストーリーはもちろん面白いし展開もやっぱり読めないのでそこに対しての満足感はありました!

破壊的な映像力×ホラーで視覚的に飽きることもなく最後までハラハラの魔術バトルを堪能できます!

事前予習は必須?

そして以前より言われていたのは、
鑑賞前はある程度作品の予習が必要だということ。

© 2021 Marvel


本作を観ただけでは理解することは困難で、
中でもディズニープラスでのみ配信されているドラマの予習が必要となっているためハードルはかなり高くなってしまったように思えます。

そのため今作はマーベル離れが起きてしまっても仕方のないようなキッカケ作品になりそうです。


それでも予習を必須としているのはドラマでしか描けない、ドラマでしか伝えられないストーリー構成があるからだと思います。

新規客の参入に力を入れる事よりもマーベルの世界をもっと深く描写するという選択肢を取ったのが今回の構成に繋がっているように思えます。

ちなみに本作の鑑賞にあたってエンドゲームまでを観ている事を前提に改めて予習が必須となっている作品を紹介すると

そして余裕がある方は

  • 映画『X-men』重要度【低】
  • 映画『キャプテンマーベル』重要度【低】
  • ドラマ『インヒューマンズ』重要度【低】

あたりを観ておくとより理解が深まるかと思います。

初心者には優しくない作りにはなってしまいましたが、
それでも作品を追いたい人はぜひゆっくりとでもいいので1つ1つ観てみてください。

念の為まだエンドゲームまでを観ていない人のための観る順番の記事を貼っておくのでご参考までに

【2023年版】マーベル映画・ドラマを完璧に楽しむための順番早見表!
これから観る人、今まで何個か観たことあるけど順番がよく分からないという人に向けて完璧に楽しむための順番を紹介していきます。

次のページではネタバレありで内容について触れていくのでこの先の閲覧は自己責任でお願いいたします。

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