現在マーベル映画にはマーベルが製作するMCUシリーズとソニーが製作するSSUシリーズの2つの世界線が存在します。
そんなマーベル作品ですが、とあるチームがこの先登場する可能性が高まっていることで話題になっているので今日は考察も交えながら紹介をしていきます。
ソニーはシニスターシックス計画を進めている!
マーベル好きならご存じの方も多いかとは思いますが、マーベルの世界には複数のヴィランが終結した『シニスターシックス』というチームが存在し、原作では何度もスパイダーマンと闘ってきました。
そして筆者が考察をするにソニーは着々とシニスターシックスの登場に向けて準備をしているとみていて、シニスターシックスを紹介しつつ登場の根拠やメンバーを考察していきます。
既に登場の予定があった
実はこのチームは過去に1度実写化されかけています。
それはソニーが手掛けている『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで、残念ながら2つ目の作品で打ち切りとなってしまいましたが、3つ目の作品で登場する計画がありました。
しかしマーベル社のCEOであるケヴィン・ファイギはこの実写化は失敗するとソニーに警告をし、結果的にスパイダーマンはMCU系列でリブートされ権利はソニーと共同で保有することになります。
そしてご存じの通り3代目であるトム・ホランド版のスパイダーマンは大成功を収め、完結作である『スパイダーマン:ノーウェイホーム』を区切りに幕を閉じました。
アメスパ2のラストを観たことある人なら分かるかと思いますが、ドクターオクトパスの装置やヴァルチャーの翼が登場しており、明らかなシニスターシックスへの伏線が登場していました。
この際帽子を被った謎の男が登場していますが、打ち切りになったため結局正体は謎のまま。
エンドロールにはグスタフ・フィアーズという名前で表記されているのですが、原作には存在しない名前のためオリジナルのキャラクターと見られています。
原作メンバー
ここで原作に登場するシニスターシックスのメンバーを紹介します。
年によってもメンバーは異なるのですが、まずは1964年に登場した初代メンバーです。
- ドクターオクトパス
- エレクトロ
- ミステリオ
- クレイヴン・ザ・ハンター
- サンドマン
- ヴァルチャー
この6名が最初に編成されたメンバーでどのキャラクターも馴染みがありますね。
次の新しいメンバー編成は1990年でこれまでにクレイヴンが死亡します。
- ドクターオクトパス
- ミステリオ(クエンティン・ベック)
- エレクトロ
- サンドマン
- ヴァルチャー
- ホブゴブリン
そのためクレイヴンの代わりにゴブリンが参加することになります。
そして92年にはサンドマンの代わりにゴグというキャラクター、95年にはシニスターセブンという名前で新しくチーム名が変わり
- ドクターオクトパス
- ミステリオ(クエンティン・ベック)
- スコーピア
- サンドマン
- ヴァルチャー
- ビートル(エイブナー・ジェンキンス)
- ホブゴブリン
が参加しました。
その後何度もチームが入れ替わったり増えたりで紹介するとキリがないのですが、有名どころだとヴェノムやリザード、ライノも参加した経歴があります。
シニスターシックス登場の根拠
1 ソニーがヴィランメインの映画を今後も製作予定
ヴェノムから始まり、最近はモービウスという新たなダークヒーローが世界に紹介されました。
今後公開予定の作品は『クレイヴン・ザ・ハンター』、『マダムウェブ』となっており、どれもスパイダーマンとゆかりのあるキャラクターです。
偶然とは考えにくいですよね。
2 モービウスのエンドクレジット
これは前に投稿したモービウスの記事と似たような内容になるのですが、モービウスのポストクレジットシーンには今後の展開についてヒントが映し出されました。
まだ読んでいない人はぜひ。
アメスパ3を求める声
NWHの公開以降、SNSでアメスパのシリーズ復活を求めるハッシュタグ「#MakeTASM3」がファンによって熱心に投稿されています。
「#MakeTASM3」は「Make The Amazing Spider Man 3(『アメイジング・スパイダーマン3』を作って)」の略で、
ファンの声で公開されることになったDC映画『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)が実現した前例もあるので、期待したいところですね。
NWHでの伏線
ノーウェイホームを観た方なら分かるかと思いますが、本編ではとあるキャラクターの登場の伏線と思われるような発言がありました。
問題のシーンはアンドリューピーターがエレクトロを”治療”したあと2人は初めて素顔で会話をします。そこでエレクトロはアンドリューピーターに「スパイダーマンは黒人だと思っていた」と発言、さらに「黒人のスパイダーマンもどこかにいるはずだ」と続けて話しています。
まさにこのセリフこそ、長編アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公マイルズ・モラレスの登場を示唆しているのではないかと言われています。
ご存じの通りマイルズはスパイダーマン初の黒人スパイダーマンで最近ではPS5『Marvel’s スパイダーマン2』の予告映像でもマイルズが登場して盛り上がりを見せていました。
さらに2022年にはスパイダーバースの続編「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース (パート1)(原題)」の公開も決まっておりマイルズに対しての需要も期待も年々高まっているように感じます。
つまり、もしマイルズの登場が実現することを前提に考えると意味なしに登場させるとは考えづらく、シニスターシックスに対抗するためにスパイダーマンの味方を増やすと考えたら納得がいきます。
整理すると、「マイルズの登場」→「スパイダーマンを複数登場させる必要のある敵がいる」→「シニスターシックス登場の可能性が高い」ということです。
さらに上記のモービウス記事でも言及しているようにもしSSUのシリーズがアメスパの世界線だとするとアンドリューピーターの登場も考えられるのでシニスターシックス(6人)対スパイダーマン(3人)でパワーバランスも良くなりそうですよね。
シニスターシックスのメンバーを予想
ここで今後シニスターシックスが登場するとなったら誰がそのメンバーに加わることになるのかを予想します。
まずはシニスターシックスで既にスクリーンに登場しているキャラクターを整理します。
- グリーンゴブリン
- ホブゴブリン
- エレクトロ
- ドクターオクトパス
- サンドマン
- リザード
- ライノ
- スコーピア
- ヴァルチャー
- ミステリオ
- ヴェノム
そして現在ソニーで出しているヴィランキャラは公開予定も含めて
- モービウス
- クレイブン・ザ・ハンター
- マダム・ウェブ
の3名です。
筆者はこの中からシニスターシックスとして登場する可能性の高い6人を絞った結果、
- ヴァルチャー
- ヴェノム
- ライノ
- ホブゴブリン
- クレイブン・ザ・ハンター
- スコーピア
だと予想しています。
まず『モービウス』の内容からしてヴァルチャーは確定と見ていいでしょう。
モービウスも可能性はありますが、スパイダーマンと戦う理由がないためあえて除外にしました。
そしてヴェノム、これはヴェノムの続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』とNWHの内容から判断したものかつ、スパイダーマン1番の宿敵と言っても過言ではないキャラクターなので今後この2人を戦わせないほうが不自然なんですよね。
個人的には最初だけバトって後編寝返ってスパイダーマンと共闘してくれる展開を期待しています笑
ライノに関してはモービウスの伏線と、あとは失礼ながらもしライノがアメスパと同じキャストの場合俳優があまり大物ではないため出しやすさもあると予想してますw
そして上記で示したモービウスの記事でいうように、もしシニスターシックスが登場するとなった場合世界線はアメスパだと思っているので、その場合ホブゴブリンの登場は義務だと思っています笑
まだ2人の関係も決着ついていないし、シニスターシックスのレギュラーメンバーでもあるので期待も込めての選出です。
そして解説するまでもないですがクレイブン・ザ・ハンターは今後公開予定の映画で彼もスパイダーマンを執拗に狩ろうとする宿敵の1人、むしろメンバーにならない方が不自然です。
最後はスコーピア、彼は映画『スパイダーマン:ホームカミング』にも登場しており俳優も大物ではないため、メジャーなキャラでありながら出しやすさがあると予想しています。
余談にはなりますが、NWHで死ぬ前のゴブリンとドクターオクトパスが出てきたように、今後ミステリオが登場してほしいなと小さな希望を抱いています笑
まとめ
以上のことを踏まえて今後シニスターシックスが登場すると考察しています!
メンバーはまだまだ色んな可能性を秘めているのでこの先も目が離せないSSUシリーズ、気になるのは今後もトム・ホランド版のスパイダーマンなのかそれともアメスパが復活するのか!
また情報が入り次第こちらでも紹介していきます!
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