ミズマーベルのエンドクレジットの意味は?ラストシーンを解説!

マーベル

ラストに登場した”あの人”

マーベル作品ではもはや当たり前になったエンドロール後のオマケ映像、多くのシーンが今後の作品に結び付くヒントやサプライズを含むものとなっており、ファンの楽しみの1つとなっています。

ラストではカマラがベッドで仰向けに寝ていたところ、突如バングルに変化が表れます。

バングルが光りだしたと思ったら小さな竜巻のようにカマラを包み込みカマラをドアに向けて吹き飛ばしました。

Captain Marvel “Ms. Marvel” (Source: Disney+/Screenshot: Netzwelt)

破れたドアの下から立ち上がってきたカマラ..かと思いきや現れたのはカマラが憧れ続けていたキャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァーズ

するとキャプテン・マーベルはドアに貼ってあった自身のポスターを眺め「嘘でしょ」と言い立ち去ります、エンドクレジットはここで終了します。

なぜあの人が現れた?

© 2019 MARVEL

結論から言うと現れたキャプテン・マーベル本人ではなく、カマラがキャロルに変身した姿だと筆者は考えています。

というのも実は原作のミズマーベルというのは体の一部が巨大化したり伸びたりする以外にも能力を持っていて、それが【変身能力】なんです。

バングルを受け継いできた者たちにはこのような能力があったということは本作では言及されておらず、ブルーノの“カマラの遺伝子は突然変異という発言から察するにカマラ特有の能力と考えられます。

変身の完成度から見るに、『キャプテン・マーベル』に登場したスクラル人の変身スキルとも引けを取らない能力ですよね。

© 2019 MARVEL Supplied by LMK 写真:ゼータイメージ

スクラル人の場合は変身した人の記憶も一部保有できる設定がありましたが、カマラの場合は変身するのみになります。

しかしこれはあくまでも推測であり、一方ではこのキャロルは本人でカマラと何かしらの理由で入れ替わったのではないかという考察も有力視されています。

その理由としてキャロルが登場したとき戸惑いながら部屋を見渡していた様子があるのと、ドアに貼ってあったポスターのコスチュームと微妙に違うバングルをしていない、などの点があるからです。

(C)2022 Marvel

確かにこれがカマラだったら自分の手や部屋を見る前に自分の姿を確認するために鏡を見ようと思うのが理にかなっています。

さらに、”脚本家のビシャ・K・アリは米Deadlineに「カマラのベッドルームに現れたのは、キャロル・ダンバースで間違いありません。あれは完全にそういうことですよ。あの彼女です。マジックではありません」と説明”しています。(https://theriver.jp/ms-marvel-ep6-pcs/2/より引用)

ひとまずカマラの次の登場まで真実はお預けですね。

ブルーノの発言は実は、、

そしてブルーノが話す「突然変異」という言葉は英語で「mutation(ミューテーション)」となっていて、これはマーベル作品である『X-men』に登場するミュータントを示すものと思われます。

X-menの作品の中では突然変異で生れた者はミュータントと呼ばれており、今後その存在については徐々に明らかになってくるでしょう。

(C)2013 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

これを裏付けるものとしてこのシーンではアニメシリーズ『X-メン』(1992-1997) で使用されたテーマ曲「X-Men ’97 Theme」のワンフレーズが使われています。

元々原作だとカマラはインヒューマンズ(非人間)として描かれていましたが、もしかしたら今後マーベルはミュータンツの存在をより大々的にしていく計画があるのかもしれません。

映画『ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』にX-menのリーダーであるプロフェッサーXが登場したのも繋がってきますよね。

MCUドラマ初のクロスオーバー

今作に登場したキャプテン・マーベルですが、キャロル本人ではない可能性もあるもののMCU映画シリーズから俳優がクロスオーバーで登場するというのは今作が初めてとなりました!

やっとMCUドラマでクロスオーバーが実現されて嬉しい限りですね!

https://marvelcinematicuniverse.fandom.com/wiki/Beginning_of_the_End

過去ではドラマ『エージェント・オブ・シールド』にニック・ヒューリーが登場するということはありましたが、このドラマ自体もMCU正史とは言いづらいため事実上ミズマーベルが初めてのクロスオーバーとなりました。

余談にはなりますがドラマ『ホークアイ』ではネトフリやHULUで配信されていた『デアデビル』から役者がサプライズ登場するという事件もありました。

ミズマーベルの今後

(C)2022 Marvel

以上でミズマーベルのラストシーンの解説でした。

エンドロール後には「ミズマーベルは”ザ・マーベルズ”で帰ってくる」というメッセージも残されました。

ザ・マーベルズというのは映画『キャプテン・マーベル』の続編となる作品で2023年7月28日(金)に『ザ・マーベルズ(原題:The Marvels)』のタイトルで公開されることが決まっています。

本作には前作に引き続きキャプテンマーベル演じるブリー・ラーソンが続投するほかドラマ『ワンダヴィジョン』に登場したモニカ・ランボーも登場するとされています。

© 2021 Marvel

ミズマーベルのドラマはキャラクターの自己紹介のために用意された作品という印象が強いので、次回の登場ではよりパワーアップ姿やキャプテンマーベルらとの共闘が見れるかもしれませんね!

また、ミズマーベルはマーベルが秘密裏に進めているであろう『ヤングアベンジャーズ』に登場する可能性も高いのでこのチームの動きも見逃せません!

↓詳しくはこちらの記事を参照

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