022年9月9日から3日間に渡り、アメリカ・カルフォルニア州にてディズニーによるファンイベント『D23 Expo』が開催されました。
イベントの中では今後のマーベル作品において数多くの重要発表があり、本記事ではその内容についてまとめていきます。
『ザ・マーベルズ(原題)』
キャプテンマーベルの続編映画となる『ザ・マーベルズ』で、会場では本作の新映像が解禁となりました。
キャプテンマーベルに加え、ドラマ『ワンダヴィジョン』に登場したモニカ・ランボー、そしてドラマ『ミズマーベル』からはカマラ・カーンが登場することが分かっており、新映像でもその姿が確認されています。
ミズマーベル最終回のオマケ映像ではカマラとキャロルが場所を入れ替わる様子が描かれており、モニカも加わってその謎の現象を解明しようと協力する3人が映し出されたそうです。
さらにニック・ヒューリーと猫のグースも再登場することが分かっています。
本作は2023年7月28日全米公開予定。
『シークレット・インベージョン(原題)』
ニック・ヒューリー主演ドラマの予告編がお披露目となりました!
現在は月のとある基地にいるという事しか分かっていなかったのですが、本作ではいよいよニックが月で何をしていたのかが明らかになりそうですね!
お馴染みにニックに加え、長官の右腕として知られるマリア・ヒル、ウォーマシンことローディ、キャプテンマーベルに登場したスクラル人のタロス、CIA捜査官エヴェレット・ロスなどの面々が登場することが分かっています。
キャプテンマーベルではスクラル人と良好な関係を築いていたニックですが、本作はスクラル人が以前から地球に潜伏し、密かに侵略を進めていたというストーリーになっています。
『ウェアウルフ・バイ・ナイト(原題)』
MCU初のドラマとして2022年10月7日からドラマ『ウェアウルフ・バイ・ナイト』の配信がスタートするということが発表があり、予告編も解禁となりました!
本作はモノクロ調の昔のモンスター映画を意識した作りとなっており、今までのMCUからは想像できないようなホラーシーンが度々流れました。
気になるのは予告編の冒頭にある「A MARVEL STUDIOS SPECIAL PRESENTATION」という馴染みのないタイトルです。
直訳すると「マーベルスタジオ・スペシャル・プレゼンテーション」という意味になるのですが、いつものタイトルロゴを変えているということはこれはMCUとは関係のないテレビドラマだということを意味するのでしょうか?
この問いに対し、同じスペシャル・プレゼンテーションだというドラマ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』を手掛けるジェームズ・ガン監督は「スペシャルということです。シリーズでも映画でもありません。MCUに含まれます」と回答しました。
It's a special. Not a series or movie. It's within the MCU.
— James Gunn (@JamesGunn) September 10, 2022
気になるウェアウルフの姿はまだ確認できていませんが、演じるのはメキシコ系俳優のガエル・ガルシア・ベルナルさんで今後他の作品との合流も期待できますね!
サンダーボルツ
原作では改心したヴィランたちが結成して作られたチームとして知られているサンダーボルツ。
以前から映画公開の発表自体はあったのですが、本イベントでは早くもそのメンバーが明らかとなりました。
ラインナップとしては
- ウィンターソルジャー
- エレーナ・ベロワ(ブラック・ウィドウ)
- レッド・ガーディアン(ブラック・ウィドウ)
- タスクマスター(ブラック・ウィドウ)
- USエージェント(ファルコン&ウィンターソルジャー)
- ゴースト(アントマン&ワスプ)
そして彼らを結成させることになるであろうヴァレンティーナの登場も発表されました。
意外だったのはこのメンバーにアボミネーションがいないということです。
原作ではアボミネーションは主要メンバーで、映画「シャンチー」やドラマ「シーハルク」にも登場していたためサンダーボルツへの伏線だと信じて疑わなかったのですが、完全に外れましたねw
原作ではサンダーボルツのリーダーだったジモがいないのも意外でした。
そして予想を飛び越えてメンバー発表があったのはバッキーとレッドガーディアンでした。
タスクマスターとエレーナの事を考えると今回のメンバーは映画『ブラックウィドウ』から3人も登場していることになります。
2024年7月26日に米国公開予定。
『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』
ドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』では盾の継承を巡ってサムがキャプテンアメリカになるまでを描いていましたが、本作はキャプテンアメリカの続編としてサムが活躍する作品になります。
ヴィランとしてサミュエル・スターンズがリーダーとして登場することも発表されており、
サミュエルといえば映画『インクレディブル・ハルク』でミスターブルーと名乗りブルースの協力者としてハルクの血を培養していたキャラクターです。
本編のラストでは培養していたハルクの血が誤ってサミュエルの頭部の傷口に付着し頭部が肥大化するシーンがありましたが、これがまさにサミュエルがリーダーになることを示唆していたわけですね!
本作は2024年5月3日公開予定です。
『アーマーウォーズ(原題)』
ウォーマシンことジェームズ・ローディが主人公となる本作は「アイアンマン/トニー・スタークにとって最大の恐怖だった、“もしも技術が悪の手に渡ってしまったら?”が現実化する」という内容になると発表されており、2022年秋に撮影開始の予定です。
元々2020年からアーマーウォーズの計画が進んでいたもののそれ以降は目立った情報更新がなかったため計画は白紙になるのではないかと言われていましたが、今回のD23で正式な再発表がありました。
ローディを演じてきたドン・チードルが続投され、最後の出演はドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』となっていました。
現段階では『シークレット・インベージョン』にも登場することが分かっており、これに直結した物語がアーマーウォーズになるとされています。
配信予定日はまだ未定でこれがフェーズ5、フェーズ6のどちらに属するのかもまだ明らかになっていません。
『アイアンハート(原題)』
2022年11月11日公開予定の映画「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」のその後を描くドラマとして発表された作品です。
主人公は天才発明家リリ・ウィリアムズで、自ら発明したパワードスーツを着用し”アイアンハート”として活躍します。
本作のヴィランはアンソニー・ラモス演じるフードが登場することが分かっており、ザ・フードは魔法を扱うキャラクターであるため、テクノロジーvs魔術の戦いがどう描かれるかに期待が寄せられますね!
まとめ
以上でD23で発表のあったマーベルの新情報まとめでした!
他に発表されているタイトルはあったのですが、特に目立った情報更新はなかったためあえて外させていただきましたw
筆者的にはブラックパンサーから直結するアイアンハートが1番楽しみで、どれほどアイアンマンに触れてくるかが見どころだと思ってます!ぜひハーレー少年にもスポットライトを!笑
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