2022年11月11日より公開した『ブラックパンサー』の続編となる『ブラックパンサー/ワカンダフォーエバー』
今作はMCUフェーズ4の締めくくりとなる映画になることと、前作で主演を務めていたチャドウィック・ボーズマンが亡くなったことによる作品内の影響について注目が集まっている作品です。
早速公開2日目に観に行ってきたので今作の感想や考察に触れていきます!
事前に見ておきたい作品
マーベル映画といえばドラマも含めると相当な作品数にのぼるため前作を観ただけでは完璧な復習とは言えず、おさらいするのに時間がかかるというマーベルあるあるがあったりします。
そこで未鑑賞の方やマーベル映画をあまり観たことがない方向けにこれさえ観ておけば大丈夫という作品を紹介していきます。
~必ず観ておきたい~
映画『ブラックパンサー』
~できれば観ておきたい~
映画『キャプテンアメリカ/シビルウォー』
映画『アベンジャーズ/インフィニティウォー』
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』
~余裕があれば~
ドラマ『ファルコン&ウィンターソルジャー』
前作の復習は必須と言えるでしょう。
できればゾーンは観なくても今作には差し支えありませんが、ブラックパンサーのバックボーンや彼の存在の重要さをより感じられるようになっています。
本当に余裕があればになりますが最後のドラマにもワカンダが絡んでくる内容になっていますのでばっちり復習したい方にオススメです。
ネタバレ無し感想
先に断っておくと、観終わった後の感想としてはヒーロー映画を観たあとの特有のワクワク感や後味の良さというのはこの映画にはなく、マーベル映画だからといってヒーローものの面白さを求めて観に行くものではありません。
もちろんつまらないという事ではなく認識のズレをもって観てほしくないのでこれは先に知っておいてほしい部分です。
見応えのあるアクションシーン戦闘シーンは数多くありますが、基盤としては「死」がテーマになっていますのでヒューマンストーリーの要素が多くなっている印象でした。
でも決して重苦しいというわけではありません。
むしろこの作品は「死」に対してどう向き合っていくべきかを導いてくれるので、ぜひマーベルファン以外の人にも観てほしい作品だと思っています。
あらすじ
本作はワカンダの王であるティ・チャラが亡くなった後のワカンダに焦点を当てており、前作で鎖国状態だったワカンダが世界に開国をすると宣言したところで幕を閉じています。
開国してからどれだけ変化があったのかは今まで描かれることはほとんどなかったのですが、いよいよティチャラの不在でどれだけの影響があったのかについても触れらている内容となっています。
そこへ第3勢力として海底王国を治めるネイモアが現れワカンダは窮地に立たされて、、
本作の見所
色んな人の感想を見ていると泣ける泣けると言われていますが、戦闘シーンも侮れません。
見所としては実写不可能と言われ続けていたコミックでもかなり古参のネイモアというキャラクターです。
海底王国タロカン帝国を率いる存在で神としてあがめられています。
水陸どちらでも息をすることができ、足首に生えた羽で空中を高速で飛び回り攻撃を仕掛けてきます。
彼の超人的な強さはソーと並ぶと言われており、その圧倒的な力はすぐに体感できることでしょう。
第3勢力として突如現れる驚異的な存在に対してワカンダはどう立ち向かうのか、ぜひその迫力に圧倒されてください。
続いて見所となっているのは同じく初登場のアイアンハートこと若き天才科学者リリ・ウィリアムズ。
コミックではアイアンスーツを着てヒーロー活動を行っているキャラクターで彼女がどのように紹介されるかを楽しみにしていたのですが、かなりいい感じに紹介してくれているのでエターナルズと違って受け入れられやすいヒーローになりそうな印象です!笑
今作は今後ディズニープラスで配信予定のドラマシリーズ『アイアンハート』に直結する作品にもなっているのでしっかり押さえておきたいキャラクターとなっています。
その他ワカンダの精鋭部隊ドーラミラージュに今まで以上にスポットライト当たっていたり、エヴェレット・ロスの活躍も見られるのためどのキャラクターを切り取っても名場面ばかりです!
まとめ
冒頭でも述べたように重めのテーマということもあってヒーローものの面白さというよりかは家族に焦点を当てたメッセージ性の強い作品になっています。
アクションシーンは前作よりも3段階レベルアップしてかなり見応えのあるものに仕上がっています!
今後重要なポジションを担うであろうキャラクターも複数登場するので今後MCUを追いかけるためには必須の作品と言うまでもありません。
次世代のブラックパンサーは誰が引き継ぐのか、しかとその目でお確かめください!
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